こんちわ、クロです🐈
先日、和金が産卵しました!!
体長4、5cmくらいの小さな更紗和金、お腹がぷっくりしていたり、オスがメスを追っかけまわしていたり、精子で水がやけに白濁していたりで、兆候はありました。
産卵といえば4月ですが、稚魚育成を早めにスタートさせたい「愛好家さん」や「プロ生産者さん」はヒーター加温によって春を演出し、産卵を促すようです。
現在、5月下旬、朝晩はまだ少し肌寒く、日中はしっかりと気温があがる、産卵には季節を感じさせる必要があるのでこの時期はまだまだ産むみたいですね。
まぁ、春から夏にかけてはドンドン産むみたいなので、今後も白濁は収まりそうにないかも…笑


「こんなサイズでも産卵するのか」と驚いたものです、ざっとみて300個くらいの卵を産みました。
本来なら産卵床を用意して、そこに産ませていくんですが、なんせあのサイズで産むことを知らなかった…笑
ガッツリ精子もかかっていて9割が有精卵だった気がします。

昨日の晩、記念すべき1匹目が孵化しました、針のような体系をしているので「針子」と呼ばれます。
針子のまわりに受精卵が2個ありますね、卵の周囲が若干黒いと思いますが、稚魚が体を丸くした状態で入っています。

今朝の様子、起床したら一気に数が増えている、つか、壁に張り付く習性あるのね…笑
ハゼとかコリドラスのような器用さを持ちわせている。
産まれた直後は底でじっとしていたり、横たわっていたりしている稚魚が大半です。
ほとんどが弱っているわけではなく、まだ泳ぎが不慣れなだけです。
お腹にヨークサックと呼ばれる「栄養素の塊」が入っているのも原因、稚魚がすぐに餓死しないように3日間ほどはこの栄養で体を持たせるそう、たぶん重くて邪魔なんでしょう。

仕事から帰ると稚魚が順調に孵化している、その中ですごく目についたのは「白い塊」
丸い形をしていますが、これ「死卵」「無精卵」のなれの果てです。
水カビが発生し、水質悪化を引き起こします。
スポイトで回収しようにも壁面にへばりついて吸引困難、箸でこすって外してからスポイト回収しました。

100個程度あったか、これが今後、水を汚していくと考えるとぞっとしますね。
死卵、無精卵は早めに除去しましょう!!
最後に、「今朝」と「昨晩」のビフォーアフター動画を貼っておきます。
約1日半で一気に孵化した稚魚達、どんな感じで増えていくのか参考にしていただければと思います(^^)
【今朝】
【今晩】
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