こんちわ、クロです🐈
ここ1週間、エロモナス症集団感染によって、色々とやるべきことが疎かになっていました。
個体数は「50⇒37匹」へ、かなりの数がお亡くなりになりました。
稚魚は体力がない、重症化している子はどんどん症状が悪化し、死んでいきました。
エルバージュで薬浴し、症状が和らいだ子を別の水槽に移していく、最初は無症状が10匹程度、それが35匹まで完治に至りました。

けっこう生き残ってくれた
あと2匹、1匹は重症、もう1匹はそれなりです、塩浴で様子見してます、恐らく重症の子は死ぬ、それなりの子は比較的大きめの子なので持ちこたえてくれるのではないかと期待しております。
さて、近況報告はこの辺にして、これより本題に入ります!!
濾過装置の水圧で稚魚がぶっ飛ばされる現象
水圧が強いことは知っていました。
だって、小さな稚魚は舞うように飛ばされていくんですから…笑
でも、水質悪化による影響を天秤にかけた時、「これは致し方無い」と判断しました。
それに、我が家のコンセント量、タコ足配線の危険性を考慮すると、これ以上水槽を増やすと嫁から圧力がかかるのです…
僕らは現在、結婚式を予定しており、あと1ヶ月ほどで式をあげます、嫁は金銭的問題にかなりシビアであり、ここで電気代が値上がりしようものなら、バク切れです…笑
なので、
「水槽は増やせない」
とか言いながら、育成に必要なものは堂々と買いにいく矛盾、命を言い訳に使う悪い奴がここにいます。
とりあえず数日は我慢してくれ、そうやって水圧を強制してしまった💦
やっと、小さな子達の悩みの種を解消する日がやってきました!!
薬浴水槽の撤去


前日に薬浴水槽を撤去し、育成水槽に切り替えました。
これまでは60cm水槽に35匹の稚魚が無理やりぶち込まれていて、この数で濾過槽地なしとなるとさすがにキツイので、水圧に侵されてしまう可哀想な状況でそのままにしていました。
それを昨日、「大きめの個体15匹」と「小さめの個体20匹」に選別し、2水槽に分け、病気持ちの2匹をプラ池で塩浴しています。
過密飼育はデメリットだらけ、こんな状態、売り場では良いかもしれないですが育成には悪影響しかありません。
・酸素がいきわたらない
・水質悪化を引きおこす
・個体にストレスが貯まる
・病気の蔓延が速い
・水替えのサイクルが早まる
・エサが十分にいきわたらず成長速度が遅くなる
過密飼育は販売の為のスキルであって、育成のためのスキルではないと思います。
販売目的では、できるだけ早い段階で売りさばきエサ代を削減、ストレスによる消化不良・内臓疾患を考慮してできるだけエサを与えず売り切る、そのようにしていると推察されます。
売り場も限られることから1水槽にできるだけ多くの個体を入れ、導入数、回転率をあげている。
これは売ることが目的であるから成立する手法で、それ以外ではデメリットの方が大きいと考えます。
水作エイトコアを導入


某ショップの店員さんおすすめのボトムフィルターを購入しました。
カートリッジを交換することでメンテナンス効率を上げることができるとのこと、価格も¥900程度、悩む金額ではないので即実証実験です。



現状の内部フィルターでは、稚魚にはストレスがかかるかもしれませんね、「水作エイトコア」をおすすめしています!!
金魚はストレスに弱い、人間だって、野生動物だってそう、ストレスは難敵です。
特に金魚は生物進化の過程を辿っている不安定な生命体です。
一般魚類の約2倍の遺伝子を持ち、ゲノム構造は非常に複雑、本来、このような奇形に生まれると生物として生存することができないはずなのに、その特異な体質から生存してしまっているのが金魚です。
この事実は非常に興味深いもので、ヒトを含む脊椎動物の「進化」や「体構造」の仕組解明に寄与すると共に、研究者には一目置かれる研究対象なのです。
故に、金魚はそもそも弱い生物であり、自然界では生きていけない愛玩動物なんです。
そのため、僕らは金魚を野生動物と同列で考えてはいけない、金魚は金魚なのです。
稚魚の反応


以前のように水圧によって飛ばされることはなくなりました。
しかし、このボトムフィルターから出る気泡は、「酸素供給の役割を十分に果たしてはいない」という問題点もあります。
現状の飼育環境では、稚魚のサイズが小さいので何とかなっていますが、このブクブクは水中に溶けているのではなく、空気中に放出されているのです。
「できるだけ稚魚に影響の少ない濾過フィルター」ということでこの機械を導入していますが、成長フェーズによってやはり変えていかなければならないと感じています。
この期間、または過疎飼育に適した濾過フィルター、適材適所なのでこの子の役割はこのフェーズだろうと思います。



稚魚をよろしく頼む
本日、稚魚のエサを3点購入してきました。
これまではブラインシュリンプでしたが、今後は別のエサを食べさせていきます。
某ショップ店員さんによると、餌は1つではなく、複合的に食べさせていくものみたいです。
「咲ひかり金魚」「パラクリア」「冷凍赤虫」を購入しました。
次回記事では、この食事結果についてお話できればと思います。
では、皆さん、良い金魚ライフを(^^)
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